KOTOBUKI 奈良工場

1. はじめに

ここでは、スタンダードな60cm水槽(角タイプ)を例に水槽を構成する部品について、ご紹介します。

部材は、大きく分けて正面・両側面・背面・底面で使われる板ガラス5枚、上下の水槽枠(フレーム)、四隅を支える支柱、底ガラスの下に敷くミラーマットがあります。そしてこれらの部材を特殊処理し、シリコーン(水槽用接着剤)で固定しています。

2. 組立(仮止め)

検査された部品を準備し、工員によって1つ1つ組立てて行きます。

この工程では、特にガラスの破断面の傷やクラックに注意して組立てられています。

3. シーリングロボットによる接着工程

シーリングロボットによるガラスと枠(フレーム)の接着作業

120cm以下の水槽は、このシリコーンを自動充填するシーリングロボットにより、ガラスと枠(フレーム)と支柱にシリコーンを自動塗布し、接着させます。※それ以上の大型水槽は、別ラインで熟練工の手によって組み立てられます。

4. 熟練工による仕上げ

ここでは、最終部材の天枠を水槽本体に接着し、ヘラを使ってシリコーン部分を仕上げていきます。

ヘラによる仕上げは、シリコーンの粘性が非常に高く技術を要します。ヘラは職人が使いやすいようにカスタマイズされ、職人によって微妙に形状が違います。まさに職人の水槽作りへのこだわりがつまった工具なのです。

5. 検査/完成

最後に検査を行い、水槽の完成です。

水槽は1本、1本検査され、最終検査合格品には検品シールが貼られ、トレサビリティ(流通での追跡)が行えるようにロット番号が刻印されます。