ベタの飼い方

『トラディショナルベタ』

『トラディショナルベタ』

『クラウンテール』

『クラウンテール』

『ハーフムーンテール』

『ハーフムーンテール』

『プラカット』

『プラカット』

『ワイルドベタ』

『ワイルドベタ』

画像提供:ベタショップフォーチュン

ベタってこんな魚。

美しく優雅なヒレと鮮やかな体色をもつ熱帯魚のベタは世界中で人気があります。おもに、タイなど東南アジアを原産国とし、品種改良が重ねられて豊富な種類のベタが誕生しました。

『トラディショナルベタ』最も一般的な種類。

『クラウンテール』ショーベタと呼ばれ、より美しく品種改良された種類、その名の通り『王冠』のようなギザギザした長いヒレが特徴的。

『ハーフムーンテール』非常に大きな尾ヒレが特徴的で、開くと半円系になる。

『プラカット』原種のベタを闘争用に改良された種類、他と比べても体高があり、体つきもシッカリとしている。

『ワイルドベタ』改良される前の、ベタの原種。体色も地味で、華やかさは無いですが、他のベタにはない野性味がこの種類の大きな魅力。

ベタはラビリンス器官と呼ばれる特殊な器官を持ちます。
この器官は上鰓器官(じょうさいきかん)とも呼ばれ、空気中の酸素を取り込むことができるため、小型容器でも飼うことができます。呼吸の60%ほどはラビリンス器官をつかっているため、ときどき水面に口を出して酸素を吸う姿を見かけることがあります。もちろんエラ呼吸もできるので、環境に応じて最適な呼吸方法を取ることが可能です。またベタは、攻撃的な性格の魚ですが、エサをくれる人の事を覚えて懐くようになります。水槽の前を通ると水面に近づいて可愛い姿を見せてくれることもあります。手軽に、美しい熱帯魚の「癒し」を得られるのがベタの魅力です。

ベタのオス同士の混泳はNG

ベタは気性が荒く、オスは同じ水槽に複数匹入れると激しい縄張り争いが始まります。
その習性から「闘魚」とも呼ばれています。その争いはすさまじく、お互いヒレがボロボロになるだけでなく、どちらかが死ぬまで戦います。また、オスはメスに対しても威嚇するので、繁殖の時以外は別々に飼います。他種との混泳にもあまり向いていませんので必ず1つの水槽に1匹で飼育するようにしてください。

フレアリングで美しさを保つ(1日あたり5分〜10分程度)

闘魚とも呼ばれているベタは、ヒレを目一杯広げて威嚇します。これをフレアリングといいます。このフレアリングはヒレの開きが良くなる等、綺麗なヒレを保つ為の運動となりますので、定期的にさせる方が良いとされています。しかし、この行為はとても体力を使うので、1日あたり5分~10分程度に留めるのが理想的です。
オス同士を同じ水槽にいれるとどちらかが死んでしまいますので、混泳はさせずに水槽越しに向かい合わせフレアリングさせます。
フレアリングが終わったら、相手が見えないようにしてあげてください。
もっと手軽にさせるのであれば、鏡を使い自分の姿をみせます。鏡に映った自分の姿を敵だと勘違いし、フレアリングし威嚇します。

小型容器でも飼育は可能(1〜2日に1回の水換えを)

ベタは空気中の酸素を取り込むことができるため、小型容器でも飼うことができます。ただし、小型容器で飼育するとすぐに水質が悪化してしまう為、1〜2日に1回の水換えが必要になります。また、小型容器は観賞魚用ヒーターをいれる事ができないので、温度管理も不十分となります。小型水槽に切り替えて飼育することで、水質の悪化や水換えの頻度をおさえる事ができます。さらに、ろかジャリ(焼成ゼオライト)を敷くと、アンモニアを吸着するので水のニオイや汚れを抑えます。

ベタはジャンプが得意な魚です。水面からジャンプをするため、水面が高くフタがない環境だと外に飛び出てしまうことがあります。水槽からでない様に、必ずフタをして飼いましょう。

ベタのエサは耳かき一杯分を目安に1日1回与えます。

左から
・クリスタルキューブ120(1.2ℓ)
・クリスタルキューブ150(2.5ℓ)
・クリスタルキューブ150H(3.5ℓ)
・クリスタルキューブ200(7.0ℓ)

当社おすすめ水槽

左から
・クリスタルキューブ150/B(2.5ℓ)
・クリスタルキューブ150H/B(3.5ℓ)
・クリスタルキューブ150HH/B(4.5ℓ)
・レグラスフラットF-20S/B(6.0ℓ)

※必ず定期的に水換えをおこなってください。

当社おすすめ水槽

ベタは熱帯魚です。水温の管理が必要で、基本的には26度前後が適温とされています。

左記のコンパクトオートは小型水槽に適したヒーターです。
サーモスタットは不要で25〜27℃に自動調整します。 小さな水槽で飼育するベタに最適なヒーターです。

左から
・コンパクトオート21W(約7ℓ対応)
・コンパクトオート42W(約14ℓ対応)

当社おすすめ水槽

長くて美しいヒレのせいで、ベタはあまり泳ぎが得意ではありません。そのため、強い水流を嫌います。ろ過フィルターは、水流の弱いものを選びましょう。
バイオミニフィルターは柔らかな水流で小型水槽に最適です。
ベタ飼育に適したフィルターです。

※バイオミニフィルター使用時は別途エアポンプ、ホースが必要です。

バイオミニフィルター

当社おすすめフィルター